やっぱり、要らなかったでしょ、消費者庁。無駄遣いだと思うけどなぁ。なぜ、創設直後に事業仕分けされなかったのか理解できない。そもそもマルチ商法を奨励してしまうような人たちだから、どうにもなりませんが…。
従来のサービスが過剰サービスだったのであって、予約、予約のキャンセルにしたって消費者を責任を負うのが筋なのに…。何故、こうなったのかというと、旅行会社のそうしたサービスを見越して、自身にキャンセル料が発生しないのをいいことにキャンセルが増えてしまっているというのだから、ホントは、ここに口を挟むのは間違っている気がしますかねぇ。キャンセル料の問題は、どこまで遡っても責任は消費者にあり、その消費者を保護して事業者を泣かせるという神経が理解できない。
私の死の報告が大幅にexageratedされている
つまりは、これが大衆迎合なのだと思う。為政者と大衆とが一元化し、資本主義の中で営んでいかればならない民間企業に奇妙な社会的責任というのを押し付けようとする機運がある。企業の社会的貢献を否定するワケではありませんが、最近の日本は過剰な権利主張が少なくなくて、消費者保護、消費者保護に舵を切ってしまい、モラルとして逸脱していないレベルの営利活動に対しても、おかしな事を言って介入ばかりしていますよね。
こんにゃくゼリーが駄目であるとか、ホントにバカなんじゃないの? ってレベルの話が多いんですよねぇ。今日もNNNが「大阪のセブンイレブンで賞味期限が7日切れたチョコレートを販売していた」と報じて いるけど、意味が理解できていないっぽいし、それぐらいで大騒ぎしてしまう事に驚かされる。消費者庁は神経過敏な消費者意識を煽動しているだけだし、マスコミも同じで本質を見つめる気がないんですよね…。
休眠口座についても、推進論者の話を聞きましたが、全く理解できない。名義人という基本中の基本となる概念を無視して、有効利用、有効利用と、他人のフンドシで相撲をとることばかりを考えているように見えました。銀行にしても政府にしても、先ず、その休眠口座が確認できたなら通知するというのが先ず第一で、それをせずして、800億円見込めるだの、いやいや1000億円見込めるだの、殆んど強盗団の密議のようなことを話し合っている。
なぜニュースに注意を払う必要があります
それこそ、消えた年金問題に於ける解決方法との整合性を知りたい。消えた年金問題なんて、実際には忘れていた話、或いは既に死亡している者の年金の話でも過去に遡って、大量のカネを投入して取り組んでいた訳ですが、あのときには「もらうべき年金は、きちんと支払うべき」という立場だったんですよね。ところが休眠口座の話というのは「本人が忘れている可能性の高いカネなんだから、使っちまおうぜ。向こうから解約にきたら応じてやりゃいいんだよ、ね? 俺って有能でしょ?」という態度になっている。なんですか、この状況は…。
このブログでも触れた通りで、実は隣接市の信用金庫さんに私の父親が30年以上も昔に作った口� ��が見つかって、それを信用金庫さんが通知してきてくれた事があります。既に父は他界しており、その死んだ父の口座でした。
そんな口座があったことは知る由もなかったのですが、その口座には3万円だか4万円の残金があって、二度、三度と印鑑やら書類やらの手続きを経て、無事に父親の残してくれた数万円を手にしたワケですが、こういうのがホントだと思うんですね。実は父親が既に他界していることで手続きが煩雑になってしまい、「この名義人の息子は私です。ほら、運転免許証もあるし」という具合に説明しても、それを私が清算して口座を解約するには手続き上、親族一同の印鑑が必要になってしまい、3万だか4万の為に振り回されもした。ですが、現実問題として県外に住んでいる親戚から印鑑をもらってく� ��ほどの額面ではないのも明白で、そのあたりに関しては信金さんも丁寧に応じてくれたもんですけどねぇ…。
米国では現実の移民の顔は何ですか
「休眠口座なんて数百円が殆んどさ」なんて言ってるけど、どうだか…。ウン万円だったらバカに出来ませんし、場合によっては昔のことだから親が子の為に子の名義で通帳をつくっていたケースなんてのもあるのが現実ですよ。昔はいい加減だったのがホントですから。
それこそ、筋道として、死んだ父親がつくって忘れ去られていた口座を私が清算したという話であって、至って筋の通った話だと自負しています。そういう不要になった口座を清算をするのは遺族の役目でもある。信金では当初は窓口の女性が応じてくれていたんですが、二度、三度と足を運ぶことになってしまったら、男性上司が対応してくれて、色々と便宜をはかってくれ� �し、信金側にしても死んだ名義人の口座が実在しては不都合らしく、親身に応じてくれましたよ。実は私自身もその信金の別支店の顧客なのであって、仮に私が後に気付いたら信用が毀れちゃう。双方ともに、そう考えるのが筋ですよね。
私の父の場合、生前にもありました。某証券会社に17万円ほど預けっぱなしになっていたという事案。当時はネット証券なんてものがなくて、電話や営業マンがやってきて株や社債を売っていたんですね。で、私の父も転換社会か何かを買わされた。で、その後に清算し、全てのお金を引き上げたいという状況になった。で、父親が電話で、その旨を告げたところ、電話でのやりとりなので、転換社債は売却したが売却したカネは証券会社に預けたままで、やはり6〜7年は預けっぱなしという状 態になっていた事がありました。
父からすると、「全額を振り込んでくれるようにいったつもりだし、もう、証券会社に口座は持っていないつもりだ」という。ほらね、そんな風に17万円がうやむやに。
確かに昔はルーズな時代があって、休眠口座の話も1980年代半ばに郵便局が、やたらと「百円でいいから口座を作ってください」と拝み倒した時期があったりして、ホントはぐちゃぐちゃですよね。きっちりと、そのカネは誰が受け取るべきカネなのか、支払うべきカネなのかと考えてくれないと。
なんだか時代はしっちゃかめっちゃかで、誰のカネなのかも分からない人たちが登場しているし、その負担が誰に由来するのかという話でさえ、もう混乱が著しくなった気がします。自分のカネは自分で完璧に管理しないと、訳の分からない人たちに持っていかれてしまう可能性がホントに出て来たって受け止めてます。実際、休眠口座の話が出てから、口座解約が増えているようだし、そ� �そも通知もなく勝手に休眠口座にされては堪らない。これも資産家は資産家を相手にする銀行や、資産家御用達の信託銀行などが手厚く保護しているんだと思いますが、狙われているのは中間層から下層にかけてですよ。
ホントに、金融危機が起きて取り付け騒動になったなら、多分、「口座からの預金の引き出しは政府によって凍結されています」ってなるんだろうなぁ。そうした生身の部分で「信用で成り立っている」を理解できない人たちが為政者側の人間になっているんだと思いますよォ。
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